ロマン海遊21
観光スポット〜観光文化施設〜 宮城県慶長使節船ミュージアム
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サン・ファンパークとサン・ファン館外景
サン・ファンパークとサン・ファン館は、石巻市渡波の太平洋に面した景勝地に建てられており、その中に復元船サン・ファン・バウティスタが係留されています。

 サン・ファンパークは正式には、サン・ファン・バウティスタパークといい、慶長使節が訪れたイタリア式庭園をモチーフとした公園で、毎年5月下旬の土日には、サン・ファン・バウティスタの誕生日(進水式の日)を記念して、サン・ファン祭りが開かれます。

 宮城県慶長使節船ミュージアム(愛称サン・ファン館)は、「慶長使節」の歴史的偉業を、ロボット・シミュレーション装置・コンピュータ・映像・グラフィックパネルなど様々な手法で、わかりやすく紹介するとともに、サン・ファン・バウティスタと帆船の知識を楽しく学ぶことができる施設です。

サン・ファン館の内部は大きく2つに分けられます。一つは『展望棟』、そして『ドック棟』です。

 『展望棟』には慶長使節が派遣された時代と、使節の足跡をリアルな動きをするロボットやパネルなどを使い、わかりやすく紹介した「慶長使節展示室」や、48人乗りのシミュレーターでサン・ファン・バウティスタの航海を再現した人気の高いシミュレーションシアターがあります。


ロボットによる展示

シミュレーションシアター
 長いエスカレーターを降りると目の前に見えるのが、メイン展示物の「サン・ファン・バウティスタ」です。この復元船の中に入り船内空間を実際に体験します。船の両脇には復元船建造の過程や、帆船の航海技術とその道具類を紹介するコーナー、そして帆船の歴史と文化を紹介するコーナーがあります。
 サン・ファン・バウティスタは、仙台藩主伊達政宗公によって建造され、慶長18年(1613)支倉常長ら一行180余名を乗せて、月浦(宮城県石巻市)から出帆した船です。約3ヶ月の航海でノビスパニア(メキシコ)のアカプルコに到着しました。その後、支倉らがヨーロッパに行っている間に一度日本に戻り、再び、アカプルコで支倉らを迎え、フィリピンに戻り、そこでオランダ艦隊との戦いに備えるスペイン艦隊を補強する船として買い上げられました。(支倉らは便船で帰国。)

 当時の計算方法で約500トンのガレオンと呼ばれた船を復元したのが、サン・ファン館のメイン展示であるサン・ファン・バウティスタ復元船です。

 この復元船の全長は55.35m、高さは48.8mで、最も長いマストは32.43mになります。

 復元船サン・ファン・バウティスタは平成4年(1992)4月に起工式を行い翌年5月の進水式を経て10月に完成しました。

 「サン・ファン・バウティスタ(洗礼者聖ヨハネ:イエス・キリストに洗礼を施した人物)」という船名の由来は、船の建造に携わったスペイン人ビスカイノ一行と、伊達政宗との出会いの日が洗礼者聖ヨハネの祭日に当たっていたことから命名されたものと考えられています。

●交通
JR石巻駅より路線バス「サン・ファンパーク」下車(約35分)
※ 土、日、祝日運行
JR渡波駅から徒歩20分、またはタクシーで約5分

●サン・ファン館
◎観覧料
区分
個人
団体(20名以上)
大人
700円
560円
高校生以下
無 料

◎見学所要時間約1時間30分

◎開館時間
 9:30〜16:30
(8月の開館日は17:30まで)

◎休館日
 毎週火曜日(祝祭日を除く)
 年末年始

◎特別開館
 ゴールデンウィーク期間中、8月中、ただし、最終火曜日休館、正月開館(1月2日〜4日)※年末年始の休館日、開館日は年によって変更となる場合がありますのでお問い合わせください。

お問い合わせ(財)慶長遣欧使節船協会
         0225-24-2210